センチネルリンパ節生検

センチネルリンパ節とは

      • 腫瘍が存在する部からリンパが最初に流入するリンパ節です。
      • センチネルリンパ節に転移があるかないかを評価することで、病期が分かります。
      • 病期にあわせて、術後に経過観察するか、再発予防のため術後補助療法を実施するかを相談します。

センチネルリンパ節の同定法

      1. 術前 リンフォシンチグラフィー
        放射性物質を腫瘍周囲に注射し、リンパ節に集積した時点でシンチグラムを作成。
      2. 術中の色素法
        術中に腫瘍周囲に青い色素を注射。色素で青く染色されたリンパ節を摘出。
      3. 術中のガンマプローブ
        ガンマプローブで放射性物質が検出されるリンパ節を摘出。

 

リンパシンチグラフィー

術中のガンマプローブ

病理検査で微小な転移を見つけることができます

HE S-100 MART-1

センチネルリンパ節生検と治療方針>